漸く全員クリアしました。
最後のヴィリオルートが結構ボリュームがあって、プレイに時間がかかってしまいました。
でも久しぶりのファンタジー作品には、すっかりはまってしまいました。
今回は総評・まとめとなりますので、宜しければお付き合いいただけますと幸いです。
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
システム
安心のオトメイトシステム。
クイックセーブやロードなど、システム周りでのストレスはほぼありませんでした。
UIも、CIRCUSをモチーフにした女性に受けそうな可愛らしいデザインで、目で楽しませてくれます。
ただ個別ルートの好感度は最初は分かりにくかったですが、右側の花の茎や葉に色がついて行く仕様にはなるほど、と。
音楽も基本的に明るくて、さすがCIRCUSって感じでした。
イベントCGやビジュアルも綺麗で、あとでまとめて何度も見返しました。
勿論イベントの再現も出来るので、物語を改めて楽しめるのも良かったです。
基本的には共通ルート5章、個別ルート6~9章ですが、ヴィリオルートは攻略制限があり、10章までと長いです。
攻略順
オフィシャルブログでは、スタッフさんによるおすすめの攻略順がいくつか紹介されています。
気になる方はあくまでも参考にご覧くださいね。
1.ザフォラ→パスハリア→イーオン→ラディ→ヴィリオ
2.パスハリア→ザフォラ→イーオン→ラディ→ヴィリオ
3.ラディ→パスハリア→イーオン→ザフォラ→ヴィリオ
ヴィリオは攻略制限があるので最後なのですが、私はこの中では1の順番でプレイしました。
徐々に物語の真相に近づいている感じがして、結果としてこの順番でとても満足しています。
ですが、特に気になるネタバレなどもないので、気に入った順番で問題ないと思います。
糖度
全体的に低めだと思います。
ですが「純愛」がテーマのようですので、それに沿ったストーリー展開で育まれていく恋愛は、とても純粋で心温まるものでした。
当初は「本当にこのキャラとどうやって恋愛になるんだろう?」という好奇心の方が強かったのですが、途中からは引き込まれて応援していましたね。
ただ、糖度高めがお好きな方には、物足りないかもしれません。
私は特に物足りなくもなく、普通に満足しました。
総評・まとめ
王道のファンタジーで温かくて優しいストーリーが魅力。
CIRCUSを舞台にしているだけあって、明るく楽しい雰囲気も良かったです。
攻略対象それぞれが抱えた問題はシリアスなものでしたが、それだけにHappyEDは見ていて救われたり、嬉しかったり。
NormalEDは、キャラクターによっては切ないものもありましたね。。
切ないエンディングが苦手な方は、HappyEDだけでも十分に楽しめると思います。
また、CIRCUSの明るい雰囲気ばかりかと思えばそうではなく、殺戮などのシーンも多少ありますので、苦手な方はご注意を。
とはいえ、それ程残酷な描写はないと思います。
見たくないならボタン連打で飛ばすのも手です(笑)。
それから、NormalEDは、キャラクターによって落差が大きかった気がしますね。
他にも、共通NormalEDがあり、これはほぼジーニアルートと言っても過言ではないです(笑)。
ただ短いのが少し残念でした。
ヒロインのティファリアは、しっかりしていて芯が強く、また優しく気遣いの出来る女の子。
辛い過去も背負ってますが、それでも前を向いて歩いて行く姿に好感が持てました。
そしてヴィリオルート。
最初から独立しているため、1章から10章までの長い道のりですが、まさに集大成という感じでそれだけの価値はあったと思います。
笑って泣いての王道ファンタジーや純愛が好きな方にはおススメです。
逆に、重厚でシリアスなストーリーや、糖度高めがお好きな方には、あまり向かないかもしれません。
ですが、今のご時世にはこういうファンタジーも向いてるかな、とは思いました。
仲間同士の絆や、相手を気遣う思いやり、困難に立ち向かう勇気などが詰め込まれていて、感動や泣けるシーンもしばしば。
かと思えば、仲間同士でわちゃわちゃしたり、特にジーニアに笑わせられたり。
私は久しぶりの王道ファンタジーを楽しませていただきました。
興味のある方は、お手にとってみていただければと思います。
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