ライザのアトリエの後に、まさかソフィーの続編がくるとは思っていませんでしたが、
それでも楽しみにしておりました。
ただ、実際にプレイしてみると私には予想以上に難易度が高かった。。
今回はそんな「ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~」の感想となります。
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
調合関連
アトリエシリーズと言えば、調合ですよね。
私も、このシリーズの調合は、いつも時間を忘れて夢中になっておりました。
今回も当然そうなる・・・と思っていたのですが難しい!
というかややこしい!(笑)。
特に触媒というアイテムが登場するのですが、これのおかげで調合が難解なものになっておりました。
勿論、慣れれば大丈夫なのですが、それでも最初はどの用途で使うのかいまいちわからず苦労しました。
そして触媒で最もややこしいのが、素材の配置。
素材には、それぞれの属性や特性などがあるのですが、素材自体はテトリスのようなブロックで形成されていて、それを上手く組み合わせて調合します。
触媒には最高7×7マスで配置できるのですが、リバースという機能を使用すると、配置できないマスができて、これが非常に厄介なのです。
その分、質の良いアイテムの調合が出来るらしいのですが…。
パズルの組み合わせを考えるのは楽しいけど、時間泥棒ですね(笑)。
それに今までのシリーズでは品質をどれだけ上げるかも楽しみの一つだったのですが、今回はそんな余裕はなく、とにかく上手く配置できるかどうかを優先させてしまい、品質や特性は二の次となってしまいました。。
これは単に私が下手だからなのですが、その辺りが残念でしたね。
採取では、ライザの時はいちいち道具を持ち変えなければならなかったのが、今回はその必要がなくて楽になりました。
ですが、その分「天気」が関係してきて、天候で素材やモンスターが変更するのが若干面倒でした。
まず、天候を切り替えるアイテムが必要なのですが、回数制限があるので、減る都度調合のし直しが必要です。
また、切り替えポイントまで行かないと切り替えられないのも、フィールドが広いせいか、早く進みたいときには面倒に感じました。
ですが、広いフィールドやダンジョンを探索するのは楽しかったですね。
素材を集めながらの探索ですが、どこも綺麗なビジュアルで本当に冒険をしている気分になりました。
また、今回のレシピは条件がそろわなと発現しないものもあり、かなり大変でした。
戦闘をしたり、特定のアイテムを入手したり、条件は様々ですが、ソフィーとプラフタそれぞれでしか作れないアイテムもあり、とにかく複雑でした。
既に持っている素材やアイテムなのにレシピを解放するにはまた採取や調合が必要な時があったのは、正直凹みましたね。。
この仕様は何とかして欲しかったです。
更に複製やアイテムを補充するのに、お金が取られる(笑)。
中盤までのアイテムは、それほど負担にはならないのですが、後半からは一気に値段が跳ね上がります(笑)。
今回複製は最低限に抑えました。
戦闘
まず、難易度設定が出来るのが助かりました。
アトリエシリーズって可愛い見た目のモンスターでも結構強いし、本当に強そうなのは真面目に強いし。
せっかく採取を楽しみたいのに戦闘で邪魔されたくない(笑)。
また全員が参加できるのは良いシステムだなと思いました。
と言っても、前衛と後衛で入れ替えが必要になりますが、自由に入れ替えられないのに若干不自由さも。
途中までは強いアイテムさえ作れば雑魚敵はそれで一掃できるのですが、今回から敵にオーラ持ちが現れてこれが厄介。
オーラ(バリア)に守られているので、まずはそれを壊さないと通常ダメージが通らない。
だから、いろいろアイテムを使用したり技を使ったり、仲間と連携したりしてオーラを削っていくことになります。
ですので、可能な限り武器は強いものを調合しないと、苦労しますね。。
私はアイテムに頼りすぎて武器の調合を疎かにしていたので、結構苦労しました(笑)。
ただ、強い武器や防具を調合するのも、アトリエシリーズの醍醐味。
触媒に悪戦苦闘しながらも、何とか強い武器を作れた時には嬉しかったですね。
ストーリー・その他
今回は夢の国のお話なので、ソフィーのおばあちゃんの過去であるラミレスや、過去のプラフタも出てきて、中々面白い発想だなと思いました。
何せプラフタは過去と未来の二人で会話しますからね(笑)。
皆夢があって「エルデ=ヴィーゲ」にやって来るのですが、それぞれの事情や過去に背負っているものも中々凝っていて、各キャラクターのサブストーリーなどは見るのが楽しかったです。
また、アビリティポイント使うことでスキルを覚えるのですが、キャラクターによって貯め方が違うので、結構ポイント数に差が出ました。
私は戦闘であまり協力技を使わなかったので、それが条件に出されると見事に貯まらない(笑)。
結局、貯めないまま進めました。
それから、ソフィーの杖と素手の採取レベルはアビリティポイントを貯めて使用すると上がる仕組みのようですが、他は道具の調合でレベルを上げる必要があり、これが少々大変でした。
上級のアイテムを作るのには、単純に調合だけでは無く、大採取だとか条件があって。。。
私、大採取が苦手で(笑)。
あの、目押しルーレットのようなものは、とにかく苦手。
調合で大採取を上げれば楽になるのでしょうけど、私の調合ではそこまで上げる余裕が無かった・・・。
結局、ダメなものはダメと諦めました(笑)。
まとめ
全体的には面白かったです。
美麗なグラフィックに壮大なフィールド、魅力的なキャラクターなど、ワクワクする要素がたくさんありました。
だからこそ、調合の難しさが私には残念でなりませんでした。
本当にテトリス系は苦手なんですよね(笑)。
でも、パズル要素が得意な方は調合も楽しいんじゃないかな。
戦闘も、オーラ持ちのモンスターは手応えがあり、アイテム1つで雑魚を一層出来るほど簡単ではありませんでした。
そういう手応えも面白く感じられる方には向いていると思います。
私はアトリエシリーズはいくつかプレイしておりますが、ソフィーの前作はやっていないので、新鮮な気持ちでプレイできました。
前作プレイ済みやアトリエシリーズが好きな方には、きっと面白いストーリーになっていると思います。
勿論、初めての方でも楽しめると思いますよ。
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