なかなかコロナが終息しない世の中で、メンタルも不安定になりがちではないでしょうか?
私はどちらかと言うとネガティブ思考なので、TVやネットで変異株が出たなど見ると不安になってしまいます。
そんな中、メンタリストDaiGoさんの『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス 』と言う本を読んで、心が大分楽になりました。
相変わらずの圧倒的な知識量とエビデンスをもとに、説得力のある解説がたくさん載っています。
私と同じようにネガティブ思考の方や、そうでなくてもコロナのせいでメンタルが不安定になりがちな方にはおススメしたいです。
今回はそんな方向けに感想を綴らせていただきます。
不安に対する向き合い方
この本には、不安に対する向き合い方がいろいろ紹介されています。
不安をモチベーションに変える方法や、不幸を感じてしまう理由、また不安や緊張が止まらない時の対処法など実に様々な内容です。
私が「なるほど」と思ったのは、不安に対する自分の考え方や捉え方を変えるということ。
・落ち込んだり不安だったりすると、ついつい周りの人や環境のせいにしてしまいがちなのですが、他人事にしていてはいつまでたっても状況は変わらない
・失敗しても落ち込む必要はない
・不安が起こるメカニズム
などでしょうか。
特に不安を感じる理由について知った時、漠然とした理由のない不安が怖くなくなりました。
また、不安や緊張を鎮める方法などはとても参考になります。
実際に試してみましたが、私には効果がありそうです。
とても簡単な方法なので、誰にでもすぐに試せるなと思いました。
こういう具体的で即効性のある方法は、大変ありがたかったです。
幸福度をあげる
これも広い意味では「不安に対する向き合い方」になるのですが、こちらはどうやったら幸せを感じられるか、という面に焦点をあてています。
不幸を感じるなら、その分幸福を感じればよいのです。
実際に行われた様々な研究や実験のエビデンスを元に解説されているのですが、こちらも腑に落ちる説明でした。
具体的な方法も単純で難しくはないのですが、ある程度自分で意識する必要がありそうですね。
また、「嫉妬」に関する興味深い解説も載っています。
誰もが持ち合わせているであろうこの感情も、捉え方を変えれば役に立つというのには、とても感心しました。
自分で嫌になってしまう感情も、メカニズムを知れば役に立てることが出来るんですね。
他にも欠点を強みに変える方法や、失敗しても終わりじゃなく次につなげることが大事など、いろいろ為になることも紹介されています。
欠点を強みに変えるなんて、どうやって?と思いますよね。
例えば怖がりの人はしっかり準備をする傾向がある、恥ずかしがりやな人は謙虚など、マイナス面をプラス面に読み替えて活かしていく、ということのようです。
「なんだ、そんなこと」と思うのは簡単ですが、それで終わらせずにやってみるかどうかで未来が変えられるなら、試してみるのもアリかなと思いました。
瞑想はやったほうがいい
様々な本やネットで情報が載っている瞑想ですが、こちらについてもいろいろと紹介されています。
私もアプリなど利用してやっていますが、やはり不安に対する効果はあるようですね。
人によって、向き不向きのやり方があると思いますので、自分に合った方法で短時間からでも続けてみるのが良さそうです。
また、瞑想とは少し違うかもしれませんが、ヨガの効果についても触れられています。
なかなか治らない慢性的な肩こりや腰痛は、どうやら脳の問題である場合もあるそうで、ヨガによって改善することもあるとか。
私も去年の緊急事態宣言でテレワークになってからヨガを始めたのですが、心も体も楽になった気がします。
まとめ
コロナの変異株なども登場し、ますます今後どうなっていくのか不安な方も多いと思います。
特に持病を持っている方や、高齢者の方、ご家族にその対象の方がいらっしゃるなど様々な家庭環境で、それぞれが不安を抱えている生活を余儀なくされている昨今、少しでも心の負担が軽くなればいいなと、願うばかりです。。
今回ご紹介させていただいたこちらの本は、DaiGoさんが実際に経験したことや試した方法なども紹介されていて、とても参考になりました。
もしご興味がわきましたら、ぜひご一読することをおすすめします。
悩んで立ち止まっていても、状況は変わりませんから。。
一秒でも早く世界中に安心と笑顔が訪れますように・・・。