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今さらハマった!PS Vita版『越えざるは紅い花』感想 ~ノール・ジギ・エスタ~

 

思いの外はまってしまった『越えざるは紅い花』。

出生率の低下が原因で他国から女性たちを盗んでくるという、とても深刻で重いストーリーですが、主人公のナァラの生き様に目も心も奪われます。

 

今回はノールと、ノールから分岐するエスタ、ジギの感想です。

 

 

※他のキャラクターの感想はこちら↓ 

www.mattari-nonbiri.com

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 ※若干ネタバレしておりますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ノール

第一印象ではその美貌に目が釘付けだったのですが(笑)、こういうキャラクターの常なのか、とても一筋縄ではいかないノール。

 

金髪碧眼の美青年であり、国王の側近で頭脳明晰な政務補佐。

だけど変態で腹黒(笑)。

恋愛においては女性にも男性にも興味はないが、経験は豊富らしい。

感情を表に出さず興味がないものには目もくれないくせに、一度自分のものになったものに対しての執着心は強烈。

 

とある出来事でノールの妻となったナァラ。

初対面からお互いの存在を嫌悪していたのに、お互いがお互いを認めていく過程で、段々とその感情が変化をしてくところが見どころです。

特に、常にナァラに対して冷たい態度を取っていたノールが、ナァラに気づかれないように陰から助けたり気を遣っていたりするのがツボにはまります。

 

そしてもう一つの見どころがノールの独占欲の強さと執着心。別名嫉妬。

これがまた、病的なんです(笑)。

行き過ぎるとこうなるよね、という典型がBADエンドなのですが、BESTエンドでもその嫉妬心は健在です。

ここまでくると、逆にノールが可愛くなっていくから不思議(笑)。

 

そんな二人が惹かれ合い結ばれる過程は、ほかのキャラクターとは一味違って、ノールらしいストーリー。

確かに変態ではあるのですが(笑)、だからこそナァラへの愛を語る場面では、普段は素直に出せない秘めた想いが純粋に伝わってきて、ものすごく感動しました。

月光の中でのキスシーンは、とても幻想的でロマンチックで思わず見惚れてしまったほど。。。

美青年で色男だけに、その神秘的なスチルに一撃でノックアウトでした。

 

そんな色男ぶりはエンディングでも発揮しています。

ノールの為にノールの母国語を勉強中のナァラ。

そんな勉強熱心な彼女に、ノールは母国語で自分の寂しい気持ちを伝えます。

この時のノールの甘さと優しさに溢れたスチルには日常の何気ない幸せが詰め込まれていて、(あのノールなのに!)こちらも幸せな気分になりました。

 

後日談は、あのノールが!?と思わせるほどナァラにベタぼれな結婚推進派に(笑)。

独身のトーヤやスレン、ルジを巻き込んである計画を実行するのですが、これが今までのシリアスな流れとは趣のことなるコメディ調で面白かった!

本来冷酷無比なノールですが、ナァラにベタぼれ具合とのギャップがありすぎて、微笑ましかったです。

 

また、ノールルートではエスタが頻繁に登場して重要な役割を担っています。

ある場面でエスタがノールの物まねをするシーンは、本当に上手くて笑わせていただきました。

 

移植する際、PC版の18禁要素を削除したせいか、ところどころストーリーのつながりが噛み合ってない?と思われる部分もありましたが、それでも攻略済みキャラクター中、一番糖度が高いイベント満載のルートでした。

 

ジギ

エスタの部下。

ノールルートでエスタのEDを見た後、初めからゲームを開始することでプレイできます。

エスタと同じルートで進み、途中から分岐。

 

エスタを尊敬しているため、エスタと結婚したナァラが気に食わず、初対面からナァラのことが嫌いと公言するジギ。

ナァラも気が強いし、何よりも同年代ということでお互い悪口の応酬となるのですが、気を遣わない分、ナァラにとって段々気の置けない存在となっていきます。

それはジギも同じようで。。

 

ナァラと同年代ですが、思っていたよりもしっかりしているジギ。

ナランと同様に、上司の嫁に恋愛感情を抱いてしまうのですが、ナランと違ってジギは自分の感情に正直に行動します。

そう、我慢しないのです(笑)。

  

この辺りエスタが気の毒で仕方なかった。。

とにかくエスタの懐の深さに涙。エスタなんていい奴だ。

 

ジギは移植後に追加されたキャラクターのせいか登場するのが遅く、またナァラとの絡みも少ないためちょっと物足りなさが否めない。。。

ですがとても魅力的なキャラクターですので、これはこれで楽しめました。

  

エス

ノールの部下で秘書兼筆頭侍従。

ノールの命令でナァラを監視・見守っていたエスタ。

とある出来事で、ナァラを救うために彼女を娶ることになります。

 

その生い立ち故に表情が乏しく感情の起伏も少ないエスタが、ナァラと関わっていくうちにどんどん人間らしい感情や表情を表わしていく過程がとても丁寧に描かれていて、その変化の一つ一つに、ナァラと同じく嬉しくなりました。

 

元々の性格が優しいというのもあるのでしょうが、いつもナァラのことを気遣っているエスタ。

常にナァラの意見を尊重し、自分の主張は控えめに。。

そんな奥ゆかしいほど奥ゆかしいエスタにどんどん惚れてしまいます。

まさに無償の愛。

無の塊だったエスタが、ナァラを一人の女性として愛する様子が、愛しくてたまらないです。

 

そんなエスタルートですが、ノールルートからの分岐でもあるせいか、やたらとノールが絡んでくる(笑)。

これがもう、本当にノールの性格の悪さが出ていて笑えます(笑)。

とは言え、終盤エスタとノールが一緒にナァラをかばいながら戦闘するシーンがあるのですが、これがまた二人ともものすごくカッコよかった!

 

BESTエンドでは二人の幸せな姿が見られて、こちらも本当に幸せでした。

これでやっと幸せな生活が送れるね!良かったね!・・・と思ったら、後日談でまたもやお邪魔虫のノールが(笑)。

 

ありとあらゆる手段で新婚生活を邪魔するノールに、少しだけエスタとナァラが気の毒になりました。

ですがラスト、やられてばかりいないエスタの、本当に男らしく成長した姿に感動しきり。

よくぞここまで立派に育ってくれたと、保護者のような気分でした(笑)。

 

余談ですが、オルテ大臣にえらく気に入られたエスタですが、まさか閨の作法まで教えてもらうとは!おまけに養子の話まで!

セフの行く末が心配になりました(笑)。

 

 

ここまで攻略した中では、完全にエスタにやられました(笑)。

公式HPの人気投票では3位というのもうなずけます。

とにかく人数が多いのでなかなか先に進まない。。

次はやっとたどり着いた、王様トーヤルートです。