まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

『キューピット・パラサイト』キャラクター別攻略感想

最近自分の好みのゲームの発売が全然ありません。。

FFやドラクエのような王道のRPGがやりたいのですが、しばらく新作は発売されなさそう。。アクションRPGはあるのですが、苦手だし。

 

そんな折、何かないかといろいろと検索していたところ『キューピット・パラサイト』を見つけました。

婚活を中心にした乙女ゲームなのですが、全体の雰囲気がとても明るくてBADエンドもとっても平和!

レビューの評価が概ね良かったし、特にやりたいゲームもなかったので「じゃやってみよっか」くらいの軽い気持ちで始めたのですが、やってみて正解でした!

 

それにしても最近立て続けに乙女ゲームをプレイしていることに気づきました。

本当に発売される本数が多いのにビックリ。

質がいいのもあるのでしょうが、それだけ需要があるんですね。

私もすっかり贔屓にさせていただいてます(笑)。

 

ここからは攻略順に感想を書かせていただきました。

 ※BESTエンド以外は好感度や恋愛タイプによって分岐するため、便宜上「他エンド」とさせていただきました。また全てのエンディングについてではなく、印象に残ったもののみの感想となりますので予めご了承ください。。

 

※若干ネタバレしておりますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

 

螢彩院・F・琉輝

「Ryuki」というブランドを立ち上げたファッションデザイナー。

有名男性服ブランド「KEISAI:IN」を展開する螢彩院一族出身で、おばあさまに認められる為、また自身に足りないものを身に着ける為、CCに登録。

 

正直、5人の中で一番苦手なタイプでした。

特に履歴書の書き方。。一文字一文字色が違うって何?!って(笑)。

出会い頭にミストかけまくったり、上から目線だったり、生意気すぎてどうにも気にくわなかったです。

 

ところがいざ個人ルートで蓋を開けてみると、その気に食わなかった行動の数々が、デザインに対してとても真摯に向き合っていて美に対する意識の高さ故の行動とわかって評価が逆転。

決して意地悪なわけではなく、よく言えば正直だからなのですよね。

ぜひエステやコーディネイトをお願いしたいと本気で思いました。

 

そんな彼が、だんだんリネットに惹かれていく過程が丁寧で、自分の気持ちに気付いてからの行動がもうたまらなく可愛い!

話し方も徐々に柔らかく自然になってくるんですよ。

ぶっきらぼうな感じから、段々優しくなってくる様子がとても繊細に描かれていて、まさに恋する男子でした。

 

そして終盤では一気にイケメンに大変身!

ギルが告白した後のキスシーンは、今までの彼がどこ行った!?というくらい男らしくてかっこよかったです!

 

BESTエンドではおばあ様との誤解も解けてハッピーエンド。

晦日がお誕生日の螢彩院くんのお祝いで、本当に嬉しそうで良かった。

第一印象の悪さは一体どこへやら。

二十歳になったから遠慮はしないって、もう、いつの間にそんな色男になったのさ、とつい突っ込んでしまいました。

 

他エンド①は良きビジネスパートナーエンド。これはこれでよい関係だけど、本当にお互いドライだな~。 

他エンド②は失恋して迷走して北極に行くパターンと、③かけおちパターン。

かけおちは、まぁこれもありかな、とは思うけれど、螢彩院くんがヒモ状態って。。

こちらはリネットの方が余裕をもっている形で、螢彩院くんが何とも背伸びをしようとしているのが可愛いかったです。

 

シェルビー・スネイル

SS至上主義のキューピットコーポレーション社長。

SSを貫くために優先順位は常に仕事。

ひょんな出来事から独身なのに愛妻家として世間に紹介され、それを事実とするために婚活。

 

ただのイケメン社長かと思いきや義理人情に厚く、部下の仕事ぶりをきちんと評価し、誰に対しても誠実で優しく、結婚するにはとってもおいしいポジションなのですが、全てにおいて仕事最優先。。

 

そんなシェルビーが、偽装結婚でリネットと一緒に暮らし始めて、段々と彼女に打ち解けていく様子がとても丁寧に描かれています。

仕事最優先のシェルビーが、リネットと一緒に食事をしたりデートをしたりする時間を段々大切にしていくことで、彼女にどれだけ惹かれているかがわかります。

 

リネットがコンペで不正を働いたと濡れ衣を着せられそうになった時に、彼女を庇ったシェルビーがとてもかっこよかった。

さすが社長!包容力に溢れた大人の魅力全開でした。

 

そのせいかお互い惹かれあって両想いなのに、些細な出来事ですれ違っていくのが、本当にじれったくてもどかしかった。

 

ただし想いが通じてからのシェルビーの行動は、大胆というか、我慢の限界だったんだなと思わせるくらい想いの丈が詰まっていて、大人の男性としての魅力が満載のシーンでした。

男らしいシェルビーに、私の中で益々株が上がりました。 

 

 ここからのベストエンドは、定番の結婚式。

これはこれでとてもロマンチックなハッピーエンドなのですが、新居を探して支店を開設するという他エンドも同じくらい良かったなと。

アランとクラリスもなんか一仕事終わったような感じで、これはこれで気になりました。

 

実際に嫁に行きたくなるイケメン社長でした。

 

ギル・ラヴクラフト

リネットに片想いをし続ける失恋パラサイト。

基本的に優しくて面倒見がよく、相手にとことん尽くすタイプ。

人間界に来たばかりのリネットを、それこそひな鳥を守るように面倒を見続けていたギル。

基本善人のギルだからこそ、過ちを犯さなかったんだろうな。

だから、いろいろなすれ違いで失恋して本当に気の毒すぎて可哀想でした。。

 

5人の中では一番頼りない感じがして、ちょっとどうかな?なんて思ったりしましたが、でもご飯も作ってくれるし洗濯も掃除もあらゆる家事を全部してくれて、しかも自分の事を大好きなんて、私のようなめんどくさがりにはめちゃくちゃ美味しいんですよね(笑)。 

ただし、行きすぎると他エンドのような依存になってしまうのもわかる気がする。。。 

 

また、ギルの重すぎる愛は好き嫌いが分かれるかもしれないですね。

一歩間違えたらストーカーですし。。

ここもどこまでなら許せるかの判断が人によって違う箇所だと思うので、尽くされるのが苦じゃない人にはぴったりかな?とは思います。

 

ギルルートは、すでにクリア済みの螢彩院くんとシェルビーよりも、さらにファンタジーとラブコメ要素が増して、これも好き嫌い分かれるかも。

リネットを迎えに行く過程が本当にハチャメチャで、一瞬「まじで!?」と思いましたが、まぁこんな展開があってもいいかな、と私は素直に受け入れられました。

ただし、ギルの盗み撮りのところではちょっとだけ引きましたけど(笑)。

 

BESTエンドは、ギルを好きになったら幸せだなと思うもので、本当におめでとう!良かったね!と心からお祝いできるものでした。

他エンド①も夢を追いかける話で素敵でした。

他エンド②は、ただただ切なかったです。。

 

またギルのストーリーは、アランが何気によく登場してサポートしてくれます。

この意味は、アランルートをやることで、初めて理解できました。。。

 

ラウル・アコニット

甘いルックスの割に恋を知らないシリウッドの人気俳優で神話オタク。

人懐っこくて素直で子供みたいなところのあるラウルですが、シリウッドの常識(遊びの恋が主体で体の関係はフィットネス感覚)のせいで本当の恋を知らないため、恋愛映画の演技に苦労します。

 

そんな中、CCのトップブライダルアドバイザーのリネットが、ラウルに恋の演技指導をすることに。

ラウルの恋愛感覚に反発をするものの、それの何がいけないのかを説明・反論するためには経験がないと説得力がないため、、リネットはラウルと一夜を共にします。

 

通常の恋愛過程とは違って、体の関係から恋を知っていくことになるルートは新鮮で、どんなストーリーになるのか興味津々でした。

 

ラウルは両親が考古学者で冒険家ということもあって、常に旅をしていたため、出会いと別れはセットの生活が当たり前。

またシリウッドに長くいたせいで、恋愛感情を伴わない体の関係が常識となっています。

 

遊びの恋しかしてこなかったラウルが、どんどんリネットに惹かれていき、彼女に夢中になっていく様子には本当に引き込まれました。

リネットもまたラウルに段々と惹かれていく様子が可愛かった。

 

ある事件から、リネットの正体がラウルにバレてしまうのですが、それからのリネットの神話暴露話はとても面白かったです。

 

そうして、予想もつかなかった出来事に巻き込まれていくのですが、ここからはもう、完全なファンタジー(笑)。

ラウルが神話オタクということもあって、設定を上手く活かしたというか、この展開があるからラウルを神話オタクにしたのかな?と思えるくらいぶっ飛んだストーリーでした。

 

人によってはついていけない展開かもしれませんが、思っていたよりも割とシリアスで予想外のストーリーだったこともあり、私はむしろ好意的にプレイできました。

インディジョーンズからの神界ハッピーエンドかと思いきや、まさかのレディミネルヴァおばさんには絶句。。。

 

唐突感はありますが、ファンタジー展開もそれほど違和感なく、ラウルにはピッタリだったかなと思います。

 

他エンド①は壮大すぎて笑ってしまいました。もはやラウルじゃなかったし。

他エンド②は神話オタクという設定を充分活かしたストーリーで、これはこれで素敵な終わり方だなと思いました。

でもやっぱり私はBESTエンドがよかったな。

リネットがまさか!の転職でしたけど、二人のラブラブな様子がずっと見られて幸せでした。

 

アラン・メルヴィル

最後の最後でまさかのやられた感。

想定外のストーリーで、他の4人もとても良かったのに全部アランに持ってかれたと感じてしまうほどの展開でした。

 

9番街の高級住宅街にある高級枕店「ラグジュアリー・ピロー」で働く技術者で、恋をしている女性を口説いて最終的に略奪してしまう「略奪パラサイト」。

 

婚活中も恋人を略奪された相手から抗議のTELが何度もあったり、リネットの前で恋をしている女性を口説いたり、シェアハウスで同居中もいろいろと問題ありの発言をしたり。。 

  

アランルートは、そんな共通ルートのアランとは別人すぎ。

共通ルートのアランは略奪パラサイトで、インキュバスのためその行為自体に罪悪感はないんですよ。

ですがアランルートでは、悪魔の行為に対していつも罪悪感を感じています。

 

どうしてそうなったのか。

繰り返し起こるリネットのフラッシュバック。

アランとリネットの過去に何があったのか。

アランルートはこの謎解きでもあります。

 

プレイをしていて、本当に切なくて何度涙を流したか。。

アランのリネットを想う気持ちが切なすぎる。。

申し訳無いけどギルには太刀打ちできない。

約600年近くリネットを見守り続けてきたのですから、ギルとは重みが違いすぎます。

今思えば、ギルルートで車になったのも、アランにとっては幸せだったのでしょうかね。。

 

またここでは神と悪魔の理(ことわり)についても言及されています。

ディー・コンセンテスである神々と、上級悪魔のアラン。

どちらの言い分が正しいのか。

幾度となく吐き出されるアランの絞り出すような叫び声が、耳から離れません。。

そうしてリネットが選んだ答えは果たして。。。

 

エンディングは4種類。 

他エンドについては、人によってBADかどうか判断が分かれるところかと思います。

私にはどのエンディングも二人が幸せで、それぞれありだな、と思わせるものでした。

 

また、エンディング曲が流れるエンドが二種類あって、あれ、選択間違えたかな?と焦りましたが、どちらも堕天したあとのその後のストーリー。

私はやっぱりBESTエンドが一番気に入りました。 

 

とにかく5人の中では一番恋愛要素が詰まっている濃密なストーリー。

 

余談ですが、キューピットとプシュケの神話が繰り返しでてきたので、もしやリネットがプシュケ、アランがキューピットの生まれ変わりなのかと勘ぐっていたのですが、実際はそんな私の予想を遥かに超えた、壮大なストーリーでした。 

 

 

 

5人全てのエンディングやギャラリーを回収してクリアしました!

いや~面白かった!

ルートによって話のタイプが全然違うので、お得感がありました。

 

また、5人全員クリアするとスタートから別のルートが発生します。

こちらについては、また別に感想を書ければと。。 

www.mattari-nonbiri.com

  

とにかく非常に満足のいくゲームでした!